alana01
今でこそ受け入れられたアラナンだが
当初は結構こいつも悪人だって評価で
多分その最大の要因は画像のシーン。

管理人アラナンは全くノーマークでさ。
賢者はフラウテレサニーアで決まり!
と思ってたし実際その通りだったけど。

プレイヤーとしてキャラの行動に共感
するシーンって実はあんま無いけれど
これは1㎜も違わず自分も同じ行動を
取るだろうなと思ったのはアラナンだ。

それでアラナンすこになったんだけど
当時は忙し過ぎて書けなかったネタ。
今日は時間に余裕あるし書いとこう!

■大前提
アラナンは割と高齢だがその年齢まで
真面目に司祭をやっており事件までは
悪行は積んでいない。つまり言うなら
定年退職まで真面目に勤務した社畜。

元から悪いことに慣れてる訳じゃない。
この前提はとても大事だよマジ大事だ。

■事件の背景
詳細は割愛するけど自分の所の若者が
窃盗を起こして893に殺されかかった。
払えない賠償金を吹っ掛けられた挙句
まさに目の前で殺されようとしていた。

概ねこんな感じの背景ってことでOK。

■ケース① 被害者:用心棒
・被害者から奪った短剣で刺殺
alana02
当時アラナン悪人説を唱えた人もこの
最初の被害者である用心棒君に関して
殺人罪を問おうという人は皆無なハズ。

ここで重要なのはこの部分だけかなと。

「故意ではないが人を殺めてしまった」

この事実に他ならない。他は些末な事。

■ケース② 被害者:商人
・①に刺さった短剣で斬殺
alana07
ここも多分そう変わらないと思うんだ
何が変わらないって見てる人の心情。
恐喝してきた商人が剣で斬りかかって
きたのだから正当防衛に他ならない。

常人では到底不可能な殺害方法だが
個人的にこの段階でケース④の未来
確定していたと思う。強すぎたなと。

■ケース③ 被害者:安藤(仮)
・②が所持していた剣で斬殺
alana03
多分劇中でNo.1クズofクズの安藤ポジ。

※カイジネタです…いつもスミマセン

目前で金庫を破壊し金品を奪った挙句
正当化のためアラナンを画像の台詞で
恐喝するという同情の余地が無い奴。

という訳で被害者3名に同情する人は
まず居ないだろうと思われる殺人3件。

ここまでならアラナン悪人説は無いね。

■ケース④ 放火と窃盗

そして問題のシーンである冒頭画像。
正直これがなければ誰も悪人扱いは
しなかったのではないかと思われる。

ただこれこそが管理人的には最高に
共感できるというかそうするよなって
強く思ったシーンでもあったんだよ。

まずアラナン自身は①と②の事実を
決して受け入れられないと思うんだ。
大前提として人生のほぼ全て信仰に
捧げてきた悪人とは真逆の存在だし。

だから深層心理で①と②を隠蔽する
未来は②の段階で決まっていたかと。
決して認めてはならず隠蔽は必須だ。

さらには③で安藤がクズだったという
事実が④を加速させた。特に窃盗は
安藤が金庫を破壊し鞄に金を詰めて
いなければ起こり得なかった犯行だ。

前述の通りアラナンは事件発生まで
善良な司祭なので窃盗の概念が無い。

放火に関しては現代における放火が
極めて重罪ということが印象強いが
この段階でサンの影響出ていたか?
既に顕現しかかってた演出もあった。

③さえなければ起こらなかった犯行。
また合理的隠蔽に最善手とも言える。
alana04
■事件の管理人的見解
・①と②は正当防衛の範疇
・③は隠蔽の為の完全な殺人
・④は安藤とサンの影響アリ

この事件において最も同情できるけど
本質的な罪は③だと思う。他は余罪。
いや④は当然罪なのだけどノーカン。

管理人自身が同じ目に遭ったら正直
①②で死なない限り同じ行動取るわ
というか大抵の人は①②で死んでる
ハズなんだがアラナンは強すぎたね。

画像の通り戦闘のセンスがあり過ぎ。
またはもうサンの影響が出ていたか。

鞄に関しては持ち出してくださいって
言わんばかりに置いた安藤の罪だわ
正当化の理由を残したこと含めてね。

金庫破壊したのも鞄に金詰めたのも
安藤だからね。奴には同情できない。

そしてその金は100%自分の為には
使わず贖罪的な使い方をするだろう
ことを含めて容易に想像が出来るね。
alana05
あとサンは嘘は一切言っていないな。

サンは最初からアラナンに贖罪とか
罪の意識を植え付ける意図はないし
赦しを与える意図も同様になかった。

単純に利用する意図と晒したい意図。
まるでネット民のような立場かもだ。
サンのことを懺悔室の神像的な扱い
勝手にしてたのアラナンの方だしね。

なので最後お互い結構分かりあうの
好きな人も多いんじゃないだろうか。
alana06
ルリアの言葉は本当にこの通りだなと。

という訳で長々書いてきたけど管理人
アラナンは悪人だとは全く思ってない。
そんな風に思ってるという話でした!